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骨董業界・買取業界で働く、若干の後ろめたさ

世の中の仕事には、貴賤はないと言います 確かに法に触れなければ、どんな仕事でも上も下もないと思いますし、需要があるからその仕事が存在しているのは間違いありません 昔のCMでもありま…
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円安と円高 普段の生活にとって 骨董業界にとって

ここ最近はずっと円安が続いています 長らく1ドル100−120円の間を変動していましたが、2022年の春頃から円安になり始め、2024年前半に160円位にまで円は安くなりました ち…
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定年のない仕事 骨董業界の話

骨董・リサイクルの仕事には基本的に、定年というものはありません どこかの企業に勤めていれば別ですが、業者市場に通っている人達の多くは個人事業主か会社社長になります つまり体力的・経…
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中国の衰退?東南アジアの隆盛? この業界において

日本のバブル崩壊以降、縮小していたこの業界において、ここ10年以上牽引してきたのは間違いなく中国バブルでした 日本の業者市場でも中国美術品を日本人骨董商・中国人バイヤーが競い合って…
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金は天下の回りもの?骨董業界においては

「金は天下の回りもの」 江戸時代からある諺で、特に商人の間で使われていたようです 自分が何かを買って使ったお金は誰かの儲けになり、その誰かがお金を使う事によってまた誰かの儲けになり…
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目先の粗利・利益ではなくしっかり買うことが長い目で見ると◯

タイトルにあるような事を書くと、綺麗事だとか嘘くさいと思われるかもしれませんが、これは店を出して買取を本格的に始めてから14年ほど経ってみて身に沁みています(老舗に比べればまだまだ…
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1円でも高く売りたいと思う人ほど、意外と高く売れない理由

骨董品やアンティーク家具などをお持ちのお客様が、1円でも高く売りたいという気持ちはもちろん理解できます 自分がお客様の立場でも当然、同じように思うと思います ですのでその期待に応え…
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最近また貴金属目当ての業者の話をよく聞くようになりました その対応策と当社のスタンス

最近お客様から聞いた話ですが、テレアポ営業で「不要なものがありましたら何でも買取しますので、何かありませんか?」と言われたので介護用ベットの処分に困っていて呼んでみたら、介護用ベッ…
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遺品整理生前整理をしてきて思う、家じまいの進め方

当社が買取にお伺いする時の大半は、遺品整理もしくは生前整理になります 基本的に人は何かないと、荷物の整理をしようとはなかなか思いません 私自身も普段は荷物整理なども後回しにしてしま…
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骨董屋、美術商 別に偉くない、謙虚に

私は20代まったく別の業界でサラリーマンをしていての異業種転職だったので、余計に感じるのかもしれませんがこの業界の方は仕事に対するプライドが高い人が多いような気がします こう書くと…
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買取価格よりお客様が大事にしている事がある場合

買取価格というのは当たり前ですが、お客様からしたら高い方がいいのは間違いありません それは自分がお客様の立場になったらわかる事ですが、場合によっては買取価格よりも大事なものがある時…
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人は得することよりも、損をしたくない気持ちの方が大きい

これは心理学でも実証されていてプロスペクト理論と呼ばれるもので、何かを得た時の喜びより同様のものを失った時の悲しさを比べると失った悲しさの方が2.25倍大きいとされています 特にお…
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モノの値段は自分以外の人が決める

買取にお伺いさせていただいた時に、買取が成立しない時もあります 理由はいくつかありますがそのうちの一つが、お客様の品物に対する評価が高すぎたり思い入れが強すぎたりして、実際の相場と…
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「貧すれば鈍する」にならないように 骨董の世界でも

「貧すれば鈍する」という言葉は貧乏をすると、精神の働きまで愚純になるという意味になります つまり日々の生活や商売において上手くいかないと、頭も回らなくなったり判断ミスをしたりしてど…
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大事なのはプロの知識と、一般の方の感覚

知識経験がついて骨董業界にどっぷりと浸かってしまうと、世間の感覚とずれてしまう事があります(まさにそういう人をたくさん見ています) 業者市場に行くと「こんなゴミ持ってくるな」「売れ…




