荷物整理中の熱中症リスク

2023-07-19

  • 実家の整理

連日ニュースになる位の暑い日が続いています

まだ梅雨明けしていないのに体温を超える様な気温で、毎日のように熱中症アラートが出ています

熱中症は体内の水分塩分が不足したり、体内の調整器官が壊れるなどして発症します

熱中症になる主な原因は

気象条件(気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)

65歳以上15歳未満

持病・基礎疾患がある

肥満

エアコンを使用しない

運動習慣がない人のなれない運動

等らしいです

炎天下での激しい運動やエアコンを使わないで過ごしたりする事が、危険なのは周知されていますが他にもいろいろ要因はあるみたいです

そして当社のような買取業者がよく耳にするのは、遺品整理や家の売却に伴う荷物整理の際に熱中症になってしまう(なってしまった)という話です

例えば生前整理や断捨離などをほとんどしてこなかった方が急に亡くなり、家具・家電・洋服・布団・食器などをそのままの状態から整理・処分しなければならない時などに、ごみ屋敷まではいかなくてもそれなりに荷物がある一軒家などだと、2トン車8台分や10台分とかになったりします

そうすると内容・搬出経路・時期などにもよりますが、100万円を超える様な費用が掛かることもザラにあります

それを自治体の可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみをフル活用して、自分たちで整理処分できれば費用はだいぶ安く済みます(うまくやれば何分の1になる事もあります)

ただしその作業はブログでも何度か書いていますが、決して楽ではありません

何十年か生活してきて溜まった荷物を整理するわけですから、体力的にも精神的にもかなりの負担になります

特に夫婦二人などで作業される場合などは大変で、腰を痛めたり、やってもやっても終わらずに軽い鬱になったり、毎週末片づけをしていて半年以上かかって確かに安くはなったけれど、作業時間を時給換算したらものすごく安かったりといろいろ話は聞きます

そして今は何といっても、これに熱中症のリスクが加わります

要因のところに書いたように65歳以上で基礎疾患のある方などは危険度が高く、特に運動習慣のない人などは気を付けないと最悪、救急車で運ばれるような事態にもなりかねません

またこの年代の方は得てして我慢強い方が多く、節約のためにもあまりエアコンも使わずに作業されたりします

今と昔では夏の気温もだいぶ違うので、少しでも水分補給を忘れたり休憩をしなかったりするだけで体調を崩したりしてしまいます

特に今年の夏は(今年以降といった方がいいかもしれませんが)異常であるという事を肝に銘じて行動する事が大事だと思います

もちろん思い入れのある品物を、そのまま回収業者に廃棄させてしまうのはあまりお勧めしません

まず遺品整理の場合などは親族で形見分けなどをされて、さらに現金・貴金属・重要書類などを仕分けてから、残った荷物のなかで売れるものはしっかりと売りましょう

リサイクルの観点からも処分代の軽減の面からも、価値のあるものはしっかりと査定してもらって売却する事が大事です

当社の経験でも家一軒の処分の際に、買取価格が処分代を上回った事も一度や二度ではありません

またそこまでいかなくても、だいぶ処分代が軽減されることは本当に多いです

そして売れるものがなくなった段階で、処分をどうするか考えるのがいいと思います

おすすめなのは負担にならない程度の無料で捨てられる部分はご自分で処分して、あとは業者に任せるのがいいのではないでしょうか

何しろこの酷暑です、無理をして体調を崩すことが一番もったいないと思います

 

 

 

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