家の解体や建て替え・売却に伴う荷物整理、シチュエーション別のお得な整理方法

2023-04-07

  • 実家の整理

お住まいの家や実家の解体や建て替え・売却などに伴う荷物整理・遺品整理の件でお問い合わせいただく事が当社は多いです

断捨離とか終活という言葉はよく聞きますが、実際は何かキッカケがないと荷物整理などは後回しにしてしまう傾向があります

特に収納のあるお宅などでは、捨てずに溜め込んでそのままという事も少なくありません

そしてこういうキッカケがあった時に初めて真剣に整理を行う人が多いです

当社に来る買取依頼も引越・リフォーム・解体・売却・遺品整理などの際が約8割を占めています

特に何もないのに家にあった掛軸や茶道具、家具などを売ろうかと思う人は少数で、大抵は切羽詰まった状況で動きはじめます

ですので当社としてもそういう状況でも、しっかりと対応出来るようにスタッフ(外注も含め)車・倉庫などを用意しています

そしてこういう状況の中でもお客様が損をしないで、なるべくお得に荷物整理が出来るようにシチュエーション別に参考にしてもらえるように書こうかと思います

1つ目のパターンで家の売却から荷物整理まで一括で不動産屋やデベロッパーに頼むケースですが、手間や労力を考えますとコストは別としてこのやり方も悪くは無いと思いますが、ただ一点出来ましたら買取業者を呼んで査定させることをおすすめします

不動産屋やデベロッパーは当たり前ですが(古物免許を持たないため)品物の買い取りはせず解体の場合でも付き合いのある解体業者と回収業者に仕事を振って全てゴミとして処理させます

そして価値のあるものがあったとしても関係ありません、金銭的にもですが価値のあるものを廃棄してしまうのは本当にもったいない事です

買取業者を呼ぶなんて面倒くさい、どうせ二束三文などと思わずに一度査定だけでもされることをおすすめします

実際に試しに呼んでみたら100万円を超える買取になった事もあります

価値ないだろし、来てもらっても無駄足になったら嫌だなどと思う方は事前に写真をメールもしくはラインにて送っていただけると確認後お返事させていただきます

2つ目のパターンで家を解体してから売却もしくは建て替えをする方で自分で業者を探す方の場合ですが、こちらも同じようにまずは売れるものをしっかりと買取業者に売ったあとに、売れないものの処分に関してですがご自身で処分をする場合にしてもまず確認するのは解体業者に木の家具類は解体時にそのままでも大丈夫か(料金に関係ないか)という事です

家を壊すときに廃材と一緒に廃棄するので、そのままで構わないという解体業者は多いです

その場合無理して大きな家具を粗大ごみで捨てる手間が省けますし、コストも削減できます

これを知らずに自分で大変な思いをして処分したり、回収業者に高い料金を払って回収させる事になってしまいます(家具はスペースを取るのでトラック1台いくらの場合はそれだけで1台や2台分の料金を払う事になる場合もあります)

ですのでまず最初にする事は解体業者に家、具を解体時に一緒に廃棄してくれるかどうかの確認作業です

その後は3つ目のパターン(解体せずにそのまま売却やリフォームに伴う荷物整理・解体するかは決まっていないけど荷物は整理しなければならない場合)と同じですになりますが、いかに安く処分費用を済ませるかという事になりますが、1番安く済ませるにはご自身(ご家族を含めて)の手で自治体の回収(可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみ)や地域の古布回収やリサイクルセンターの食器・洋服などの寄付をフル活用する事で間違いありません

そして自治体で回収してもらえないリサイクル家電(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)やサイズや重量の大きすぎるもの・ピアノ・金庫・消火器・タイヤなど処分の難しいものだけを業者に回収してもらうといいと思います

そうすれば1軒家丸ごと業者に任せた場合100万円かかるところを、20-30万円ほどで済ませる事も可能だと思います

ただしこれを実現するのはかなり大変だというのは、今まで見聞きした中で間違いないと言えます

例えば夫婦で毎週末整理を行っていて、半年かかっても目途が立たずに気持ちが折れて業者に頼んだ話や、夏の暑い日に電気が止まっていたので熱中症になってしまったり、重いものを運んでぎっくり腰や腰痛、終わりが見えなくて軽い鬱になってしまったなどいろいろな話を聞きました

また賃貸物件での遺品整理の場合で自分たちの手で大分荷物は減らせたものの、時間がかかってしまってその間の空家賃代を考えたら業者に丸投げしてもほとんど変わらなかったり、最初に見積もりを取った時に80万円と高額だったため時間をかけて(数か月)頑張って荷物を減らしたものの限界がきて再度見積もりを取ったら50万円ほどに減ったけれど、それまでにかかった時間を考えると時給換算で800円満たなかったというような事もあります

なのでお勧めなのは無理のない程度でできる範囲は自分たちでやり、それ以外は業者に任せるというスタンスが経験上いいと思います

そして自分たちでやる場合に優先してやるべき事はまず大型家具の処分(嵩が張るため)・調味料や缶詰などの処分(業者がやると処分費が高いです)・捨てるのがあまり大変でない可燃ごみなどの無料で捨てられるものを進めるといいと思います

結論になりますが、お得に荷物整理をするにはまず価値のあるものをしっかりと売った上で、解体する場合は解体屋に家具の処分ができるか確認して、解体しない場合には優先的に処分するものを処分して、限界が来る前に回収業者に任せるのがいいのではないでしょうか

 

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