店主ブログ

2020.07.13

中国美術骨董品とはどういったもの?

中国美術品が高額で取引されているというのは前からテレビなどで紹介されていて、知っている方も多いと思います

実際に10年ほど前より日本の美術オークションでも高額での落札品は軒並み中国美術品となり、日本の美術品はすっかり脇役になってしまいました。

昔の主役であった茶道具や作家ものの工芸品、刀剣類、油絵などは「昔は高かったよ~」と言われるようになり、中国物は「前はこういうの見向きもしなかったのに、そういう時代だねえ」と

オークション会場でも主役は中国人に取って変わられています、少し寂しい気もしますが色々なことを考えると仕方がないのかもしれません

もちろん当社でも買取価格は今の相場に応じてになりますので、当然名品の場合高額での買取になります。

しかし中国物は贋物も多く、真贋の見極めや時代の判別などかなりの知識や経験が必要になります。でないとしっかりとした値段をつけることは出来ませんし、贋物を本物と間違えて買ってしまったら大変なことになってしまいます

そのため当社は専門スタッフがおりますし、場合によっては信頼できる外注スタッフに依頼したりします

それぐらいでないとお客様の信用を得ることは出来ませんし、当社もお客様も損することの無いようにしなければなりません

中国美術品が今現在高額で当社もしっかりと取り組んでいることはお分かりいただけたかと思いますが、根本的な話として中国美術品とは具体的にどういったものか?という事。実際にお客様からの質問で多いのが「中国美術ってどういうもの?」「これって中国の物なの?」というもの

その業界で仕事をしていると、 当たり前に思っているものが実は全然当たり前じゃないことは良くあることです。

たしかにそういわれてみると実ははっきり伝える事は難しいもので、どういったものが該当するのか少し説明してみようと思います。

一般的に分かりやすいのは、中国の有名な画家が書いた掛軸や絵画、清や明の時代の工芸品だったりしますがそういったものだけではありません

実際は中国人が好むもの全般になりかなり範囲は広いです 中には日本の物であっても中国人が好むもののあります

例えば一例ですが

 紫檀・黒檀の飾り棚・座卓

 墨や硯

 鉄瓶

 七宝焼

 珊瑚

 麻雀牌

 中国切手

 満州関連資料

 印材

 香木

 銀製品

 堆朱

 翡翠

 仏像

 軍刀

 勲章など

一つ一つの詳しい内容に関してはまたの機会に書いてみたいと思います

また過去の経験上、中国美術をお持ちの方に多い特徴としては

・親や祖父が軍人として満州・中国に行っていた方

・戦後、仕事で中国とやり取りしていたり滞在していた方

・書道・水墨画が趣味で墨や硯、掛け軸をお持ちの方

こういった方たちの家には名品がある場合が多いです

ぜひお声がけください

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