当社は買取のジャンルを広げ、運べる量も増やせるように郊外に倉庫を借り、車・スタッフ・外注を確保してなるべく多くの買取案件に対応しようと思っていますが、どうしても対応できない場合も出てきてしまいます
その中で残念ながらお電話でのお問い合わせの段階で、お断りさせていただく場合の紹介をさせていただきます
①単品の買取依頼で、その1点の評価が高くないとき 「箱のないボヘミアの花瓶が1点あるんだけど、買取いくら位?」「昔のポラロイドカメラが2つあるけどこういうのは買取できる?」などお問い合わせいただいた場合、特にメーカーなど品物がはっきりわかる場合で、現在なかなか売ることが難しい品物の時などはお電話の段階でお断りさせていただく事があります。これが単品でも「ハッセルブラッドの○○とレンズ」とか「昔デパートで買った向井潤吉の油絵」など単品でも評価が出来そうな場合はお伺いさせていただき、査定させていただきます。また、「父が昔中国にいたときもらった古そうな花瓶」とか「たぶん銀だと思うんだけど鉄瓶が一つあります…」などお客様も詳細がわからず、こちらも評価がしづらい場合はなるべくお伺いさせていただくようにしています
②当社向きの品物がない、もしくは少ないとき 「引っ越しをすることになって、どうしても持っていけない大型の冷蔵庫と子供用の自転車・ベビーベットあと洋服が結構あるんだけど、見に来てもらえますか?」というような問い合わせをいただいた場合、当社は基本的にはアンティークメインのため古美術品やアンティーク家具・オーディオなどの買取業務のときに家電や自転車などもあわせて買取させていただく事はありますが、当社向きのものが一つもない時などはあまりお役に立てないと思いますのでお断りさせていただく事が多いです
③当社向きの品物が少なく、遠方のとき 「昭和初期の家具が1点とこけしが数点、あとは普通の食器がいくつかあるんだけど・・・モノは群馬県にあるけど買取できるかな?」という問い合わせも申し訳ないのですが、お断りさせていただくことになります。昭和レトロ家具は当社の買取範囲ですし、こけしも時代や作家によっては買取させていただきます。しかしお近くでしたら出張買取させていただきますが、この内容で遠方への出張買取は難しいです。買取範囲は東北でも東海・関西でも問題ありませんが、やはりその場合は内容と量によってとなってしまいます。逆に少量でサイズの小さい場合は宅配買取を提案させていただいています
④当社よりも明らかに他社の方が高く評価しそうなとき ②の理由にも近いのですが、お問い合わせの内容が新しい家具や家電がメインのときで、当社よりもリサイクルショップの方が高く評価しそうな場合はお電話でその旨をお伝えして、お断りさせていただく場合もあります。やはりお客様にとってもその品物を欲しがっている業者に高く買ってもらった方がいいと思いますし、またお電話の内容によって買取ではなく片付け希望の場合は、場所や内容によって提携している回収業者を紹介することもあります
⑤品物を売るつもりはなく査定だけ依頼されたとき 当社は出張査定完全無料で営業していて、実際過去に一度も出張費・査定費などの名目でお金いただいたことはありません。その代わり売る気が最初からなく査定だけしてもらいたいというお問い合わせに関してはお断りさせていただいております。自分のコレクションがいくら位の価値があるのか知りたいだけとか、将来的に相続のときに困るので1点1点リストにして欲しい。でもかなり先の話だったり、相続人も複数いて一人一人の考えがバラバラでまとまりそうにないときなどはお断りしています。そういった場合には事前に説明して、鑑定料としていただく事も今後はあるかもしれませんが今のところは考えていません
⑥お客様の評価が相場よりもあまりにも高いとき 「ヒロ・ヤマガタの○○のリトグラフ、バブルの時に200万円で買ったんだけど100万円なら売ってもいいんだけど・・・(今ですと20万円で売るのもなかなか厳しい)」とか「定価15万円位する大型本だけど5万位なら買ってくれる?(ヤフオクで3000~5000円位で落札されている)」などの問い合わせをいただいた場合。買取希望額を事前に行っていただく事は問題ありませんし、話もスムーズにいく場合もあるので助かるのですが、あまりにも現在の売れる相場をはるかに超える金額を言われてしまうと、今の相場をお伝えしてお断りさせていただいております。やはり当社も商いですので明らかに赤字の値段では買取はできません
⑦お電話で乱暴な話し方をされたとき これは今までの理由とは異なり品物がどうとか場所がどうとかではなく、取引をさせていただく以上最低限のモラルは持った方とお付き合いさせていただきたいと思っています。もちろんお客様あっての当社ですし、こちらも電話対応などには失礼のないように気を付けさせていただいてますが、本当にたまにですが困った方もいらっしゃいます 第一声で「今から来れる?」と言われ「場所はどちらの方で、どういったものを買取希望なのでしょうか?」と聞いても「いいものばっかりだから、来れるか来れないか聞いてるんだよ!」となぜか怒られます こういった場合は過去の経験上うまくいくことはないので「申し訳ございませんが、他をあたってください」といって断らせていただきます。買取業者に電話するときは緊張したり、怪しいんじゃないか?と思う方がいるのはしょうがないことですし、不愛想だったりするのは全然問題ありません。しかしあまりに業者を下に見たり、乱暴な言い方をされた場合は精神衛生上もよくないのでお断りするようにしています。あんまりそういう方を相手にしていて仕事が嫌いになる方が嫌ですし
このように残念ながらお伺いできない場合もどうしてもありますが、僕たちの商いはお客様の整理したい・買取してもらいたいという希望をかなえてこそ成り立つものなので、お電話いただく一本一本は大げさでなく本当にありがたいですし、なるべくお伺いさせていただくようにはしていきたいと思い、努力しています。
なのでこんな記事ですが、お問い合わせよろしくお願いいたします