骨董品などの古物買取による 景気回復

2021-05-24

  • 買取日記

日々買取業務に動いていて、最近よく思うことがこの仕事も経済の活性化に繋がってはいるんだなぁという事

当社クラスの規模ではまだまだ大きなインパクトはないかもしれませんが、それでもお客様が捨てようとしていたものを買い取らせていただいて、それを次の人に販売できれば当社だけでなくその周辺の人たちにもお金が循環されます

 

不景気とは体に置き換えると血液(お金)の流れが悪くて、景気がいいときは流れが良いという事はよく言われていて、逆に流れが良すぎるとバブルになってしまい、これも良くないことなのでこれは国などが調整しなければなりませんが、日本はバブルなんて夢のまた夢で30年くらいはデフレで不景気が続いています

なのでとにかく今はお金の流れが悪くて、個人も法人もお金を使わずに貯める方向に行ってしまっていて、これがコロナ禍でますます加速してしまうでしょう

だから簡単な話でいくとみんながバンバンお金を使って買い物したり旅行したり飲み食いしたりすればいいのですが、いま世の中はそんな空気ではありません

私個人もそんなに散財しないほうなので、景気回復にはあまり役には立っていませんが代わりに仕事で貢献していきたいと思っています

もちろん利益を上げて納税して、従業員の給料を上げていくことがいちばん大事なことですが

当社のような買取業者の場合、富裕層だけを相手にしている美術商と違い幅広い客層のお客様から幅広いジャンルの品物を買い取らせていただいています

もちろん有名な作品でお客様も価値を理解しており、それをしっかりとしたお値段で買わせていただいく事も大事ですし、ありがたい事ですがそれ以上に存在意義を感じるのが、当社が評価できる品物をお客様があまり評価していなくて元々は捨てるつもりだった品物

それをお客様から買取させてもらって、その後当社が販売して次に繋げた時です

この場合はもともと捨てるつもりだったので、そのまま捨ててしまっていたらお金の流れはゼロだったところ、当社が例えば一万円で買い取りさせて頂いた場合、当社からお客様に一万円が渡って当社が業者オークションで三万円で売れたら当社も二万円利益が出ますし、買った業者が三万円以上で販売すればそこでもお金が動きますし経済的にはいい事ばかりになります

これをたくさん繰り返していけば、新しいものを生み出さない我々の様な古物業者も景気の回復に少しは貢献できると思います

なのでこれからも当社は幅広いジャンルの品物の知識と相場をしっかりと身に付け、販売ルートも増やしていき捨ててしまわずに多くのものを売り物として評価できるようにしていきたいと思っています

それでもお客様は「面倒くさい」「どうせ売れない」と思ってそのまま捨ててしまう場合が多いです

確かに引っ越しや解体などが迫っている場合などは忙しくてその気持ちもわかります、でももしよろしければ写真を撮ってメールもしくはラインで送るだけでもいいので問い合わせてください

本当にびっくりするような高額査定になることもたまにありますので、ぜひお願いいたします

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