買取で高く買い過ぎてしまう場合

2020-08-13

  • 買取日記

お陰さまで年間数多くの買取依頼を受けますが、なかには高く買いすぎてしまうことが結構あります

売れても赤字だったということもあり、タダ働きどころかマイナス働きになってしまうとさすがに虚しくなります

反省はしますが、だからといって安く買おうとするわけにはいかないので紹介など次に繋がったり、今後に活かせるように勉強だと思って諦めるようにしています

買いすぎてしまう場合はパターンが大体決まっています

ひとつは荷物の量が大量であるということ

やはり量が多いと気持ち的に買取したい、話をまとめたいというふうになって、ついつい高い買取価格を提示してしまいがちです

冷静に一点一点後で見てみると「何でこんな値段で買ったのかな」と思ってしまうことも正直あります

例えばお茶の教室をやっていて、今まで買い集めていたお茶道具が数百点ある、なんて場合は気合いが入りすぎる傾向があります

もうひとつは品物の状態がいい時。古美術品は傷があったり汚れているのは当たり前ですが、箱も揃っていて大事に飾っていたり、しまっていたものは売りやすいという事もあって量が多いときと同じように高く見積もりしがちです

やはり「お客様が大事にしてきたなぁ」と伝わるとやはりこちらも目一杯の値段をつけたくなるものです

この場合は過去の経験上、利益はあまりないけどしっかり売れるので損をすることがなく、売っていただいたお客様も喜んでくれることが多いので話がまとまって良かったなと思います

あとはその日のうちに決めていただけるお客様には、感謝の気持ちもありどうしても査定も甘めになってしまいます

もちろん仕方のないことですが「今日は見てもらうだけで、売る気はないから」「他にも聞くから値段だけ教えて」「それだけは売るけど後はとっとく」となってしまうとこちらの気持ちも乗らなくなって冷静な査定額になってしまいます

なので量があって状態がよくてその日に決めてくれるお客様がいたら(なかなかいらっしゃらないですが)、おそらく売値もしくはそれ以上で買ってしまうかもしれません

それは言い過ぎかもしれませんが、正直そういう場合はトントンでもいいかという気持ちで査定するつもりでいます

ですのでそういうお客様はぜひ当社にお問い合わせください

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