骨董屋として成功してFIREは可能?

2021-09-30

  • 業者市場

最近よく聞く言葉の一つにFIREというものがあります。

昔から早期リタイヤという考えはありましたが、違うのは早期リタイヤとはリタイヤ後は仕事をしないでそれまでに貯めた貯蓄・退職金・年金などで生活していく事ですが、FIREは投資などによる不労所得で生活費を賄っていくので上手に運用していけばずっと資産は減らない事になります

なので目減りしない分、早期リタイアに比べて少ない資産でできるというメリットがあるようです

もちろんZOZOTOWNの元社長のように創業した会社を上場させたり、売却して数十億・数百億稼いで投資などしなくても贅沢な暮らしをしながら一生使いきれない人もいると思いますが、それはごく一部の人達で一般的なFIREを指す指数としては1年間にかかる出費額の25倍くらいの資産を持ってそれを年4%で運用していくというもので、例えば年収500万円で生活している人は手取り額でいうと400万円ほどなので、この25倍というと1億円になります

これを年利4%運用していけば400万円の運用益が出るので、それで生活していけば資産はずっと減らないという計算になります

ちなみに4%の内訳はもともとアメリカ発祥の考えで、米国の株式市場全体の成長率が7%ほどでインフレ率が3%なので差し引きが4%というものです

なのでインフレ率が1%に満たない日本にいて米国株式の投資していれば5~6%ほどの運用益を出すことも可能という事になります

もちろん家族構成や生活レベルによって必要な資産やリスクは異なりますが、とりあえず1億を基準として考えるとタイトルにつながりますが骨董屋で1億以上の資産を持っている人はゴロゴロいます、といより1か月の仕入れで数千万~億を使う人もいる位です

ただし骨董の世界というのは上に行けば行くほど2代目3代目の比率が高くなり、古い人になると江戸時代から家業が骨董屋という人もいます

極端に言うと彼らは生まれた時から、働かなくてもいいくらいの資産を持った家に生まれているのです

そうではなく自分で0から独立してFIRE出来るほどにお金を稼ぐことが可能かというと、周りを見る限り可能だと思います

まずこの仕事は宝くじのように一発当たれば数千万~数億円というチャンスが転がっている世界で、1回の仕事で「家が買えた」「働かなくても良くなった」という逸話はちらほら聞きます

そこまではいかなくても数百万の利益が出るという事はよく聞く話で、真面目で目利きの人は年に何度も当ててそれを20年やれば税金払っても到達できるようです

でも実際にこの世界で成功してFIREもしくは早期リタイヤしている人はいるかというと、聞いたことがありません

どんなにお金を持っても、成功した人はむしろますます買ってますます儲けているようです

基本的にこの仕事は仕事でありながら趣味も混じっている人が多くて、さらにスポーツ選手と違ってそこまで体力が必要なわけではないので、寿命も長く60代70代でも最前線で戦っている人が沢山います

なので結論としては可能ではあるが、ほとんどの人が現役で居続けるという事です

もちろん成功するのはそんなに簡単な世界ではないですが

 

 

 

 

 

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