当社は古美術骨董品の買取をメインとしておりますが、それ以外でも工芸品や贈答品もなるべく高く評価していきたいと思っております
しかし残念ながらタイトルのあるような日本の老舗メーカーの陶磁器やガラス花瓶などは、古物業界で長らく人気が低迷していました。実際業者オークションでも需要と供給の問題で取引相場が限りなく低くなっていました
どうしてそうなったかというと、こういった品物は工芸品で同じものが数多く作られ特にバブルのころはデパートなどで大量に売られ、それを買ったり贈り物で貰った人たちが整理を始めたころから欲しいという人に対して供給過多になってしまい、必然的に価格は下がってきてしまいました
もともと団塊の世代よりも上の方たちは、なかなか物を捨てるという事ができない方たちが多く、その年代の方たちがお亡くなりになった時に遺品整理で大量に出回りさらに供給過多になっていきました
仕方のないことですが、工芸品とはいえ出来の良い日本製の品物がそのような扱いを受けることが個人的には残念でした。そんな話を同業者にしても「でも売れないからしょうがないよ」で片付けられてきました
それが最近風向きが変わってきていて、再評価されるようになってきています
それは日本国内からではなく、中国や東南アジアなど外国からの人気に支えられてのもので、特に最近は中国で香蘭社や深川などの花瓶や湯呑、カップ＆ソーサーなどが人気で業者オークションでも中国人バイヤーが競い合って落札しています
その影響で国内でも工芸品の相場が上がってきています。さらに当社は東南アジアへの輸出業者とも提携していて、いま東南アジアではガラス製の花瓶やグラス、コップなどが人気が高く当社では高く評価できるようになってきています
そういった海外バイヤーに聞くとやはり日本製（made in japan）はクオリティが高くまだまだブランド価値があって売りやすいとの事。正直この流れがいつまで続くかはわかりませんが、少なくとも今は人気が安定しているので工芸品や贈答品を数多くお持ちの方は整理するチャンスだと思います。
老舗の美術商などはこういったものを扱わない、出張すらしないという所も多いと思いますが当社はそんなことはありません
工芸品だから、量産品だからと買取しなかったりほとんど値段をつけなかったりなどは致しません
「そんなに古いものじゃないから」「骨董品とか有名作家のものじゃないから」とどうせ買取してもらえないと思わずにまずはお問い合わせください
