日本の社会人の平均勉強時間(勤務時間以外で学んでいる時間)は調査によると約6分だそうです
これは全員が6分づつ勉強しているわけではなくて、95%位の人が0分で5%位の人が約2時間しているという事らしいです
要するにわずか5%の人がしっかりと勉強していて、ほとんどの人がしていないという事になります
これは世界的に見てもダントツで少ない数字になり、日本が成長を30年ほどしていない要因の一つともいわれています
しかしこれは個人レベルで考えるとタイトルでも書いたようにすごいチャンスだと思います
毎日2時間学んでいる人は年間約700時間、何もしていない人は0時間、これが5年10年と続けばその差は一生埋められないものになるのは間違いありません
実際ある経済誌の調査では1日1時間以上勉強している人の割合は、年収500万円台だと28%・年収2000万円台だと48%という結果になったそうです
つまり勉強しないと成功する確率が確実に下がるという事です
これに関しては実体験として納得できる部分もあって、私がこの業界に入る前にサラリーマンをしていた時の話ですが、その会社は取引先が町の個人商店から大手広告代理店やナショナルメーカーまで幅広くてビジネスの規模も会話の内容も全然違いました、上の世界にいけばいくほど専門的な知識だけではなく社会情勢や最新ビジネスまで知っておかないと全然ついていけなくなって、対応できないと挨拶と営業だけして帰るという事になってしまいます
そうすると取引することは難しくなり売り上げも上がらないですし、個人の成長も望めません
それで諦めてしまうと、努力しなくても何とかなるお客さんだけを相手にして結局頭打ちになってしまいます
なので当時も今考えると甘かったレベルかもしれませんが、自分なりに必要な情報を得るために新聞・雑誌・書籍などをよく読んで情報を収集して、わからない事はいろいろな人に聞いていました
そのおかげか営業成績は上位にいましたし、いまでも付き合いのある当時のお客様もありがたい事に何人かいます
たしかにその時も全く勉強せずに飲み歩いて愚痴ばっかり言ってて、休みの日はパチンコばっかりという同僚もいましたが(人間的には悪い人ではないし面白かったのですが)仕事面ではなかなか苦労していました
それはそうです。どんな仕事もそんなに甘くはありません
そしてその頃(今から15年前)に比べても日本全体が厳しくなっている今、生き残っていくためには専門的な知識だけでなく幅広い知識が絶対必要になります
その為に今、本・ネット・youtubeなどで時間を作っていろいろな事を学んでいます
その内容は今すぐ役立つもの(骨董に関する事・SNSマーケティング・広告・税金など)と後々役に立つかもしれないもの(NFT・メタバース・世界経済・株式不動産投資など)をバランスよくしていこうと思っています
こういった時間は短期的な利益には結びつきずらいかもしれませんが、ある程度長いスパンで考えると絶対メリットが大きいと思います
それは個人にとっても会社にとっても
実際過去を振り返ってみると名品を買取させていただいたお客様は家も先祖代々の名家だったり、ビジネスで成功した方の家だったりして当然接していただく方もいろいろな意味でレベルの高い方が多かったです
そういった方達にもしっかりと満足していただくためにも必要な事です
ちなみに今読んでいる本は今更という感もありますがNFTについての本になります
しかし骨董業界の人で、アートに関する最新テクノロジーにもかかわらずちゃんと理解できている人はほとんどいないと言っていいと思います
やはりチャンスです、頑張ってこの業界で頭角を現したいと思います