お客様からお電話やメール・ラインでお問い合わせをいただいて、当社で買取できそうなものがありそうな時はお客様のご希望に合わせて日程を調整させてもらい、出張査定させていただきます
そして査定した後で買取可能な品物があった場合は買取価格をお伝えして、お客様がご納得していただいた場合に成約となって品物を運び出した時に現金にてお支払いさせていただきます
当社の買取の流れは大体こういう感じですが(他にも持ち込み買取や宅配買取もあります)今回の話は買取時の成約率についてです
結論からいうと当社の場合は約70%ほどになります
他社と比べて高いのか低いのかはわかりませんが、大体このくらいになります
成約に関しては提示した金額にご納得いただいた結果ですので、詳しくここで説明する必要はありませんが買取が不成立になる場合はどういう時なのかというと、大きく分けて2パターンになります
不成立の約30%のうち半分の15%は、残念ながら当社で買取できる品物が一つもなかった場合です
お電話やメール・ラインでお問い合わせいただいた時に、ある程度はヒアリングさせていただきますがやはり実際に見てみないとわからない場合も多いです
例えば「古い花瓶が結構あるけど、価値があるかどうかわからない」「古い家を解体する事になって中にあるもので買い取れるものがあったら…」といったお問い合わせの場合はなるべく足を運ぶようにしています
実際にこう言ったお問い合わせで出張査定に伺って高価買取できた事は何度もありますし、家具の買取で呼ばれて家具はあまり評価できなかったものの、お客様がまったく気にしていなかった玄関に置いてあった花瓶や古い万年筆に高い評価ができたりといった事も結構あります
しかし残念ながらどうしても買取できるものがない場合もあります、その時は申し訳ないのですがその旨を説明して買取はせずに帰ることになります
そして残りの15%はこちらの提示した買取金額にお客様がご納得いただけなかった場合です
こういった事は書かないで「高価買取・お客様満足度NO.1・成約率100%etc」と書いた方がいいかもしれませんが、それはそれで嘘くさいし本当の事を書いた方が信用してもらえると思いますのでちゃんと書きます
やはりお客様の希望額にこちらの提示額が届かない場合も、もちろんあります
特にお客様自身が日本がバブルの頃に、デパートや画廊などで購入した時などはズレが生じることが多くなります
例えば有名な人間国宝の作品で当時200万円で購入した作品があったとして、現在の取引されている金額が15万円ほどだった場合、買取額はどう頑張っても15万円よりは低くなってしまいます
現在の相場を知らないお客様の場合、当社が安く見積もっているのではないかと思われたり、もしくはその作家を知らないんじゃないかと思われることもあります
「この作家ご存じ?」「いくらで買ったと思っているの?」
その時はお客様にご納得いただくためにも、美術オークションやネットオークションの落札結果などもお見せしながら説明したりしますが「そんなに安いんだったらもう少しとっておこうか」となる事もあります
そういった時はこちらも無理強いは絶対せず、お客様の気持ちを優先して手元に取っておくことをお勧めします
このように出張買取にお伺いしても3割くらいは買取が不成立になります、なので問い合わせでよく言われる「来てもらっても何もなかったらどうしよう」とか「その場で絶対売らなければ駄目ですか?」「買取が決まらなかったら出張料とかかかるんですか?」などといった不安・心配は一切気にしなくて大丈夫です
買取不成立でも出張料などをいただいたことは一度もありませんし、成立しないことも結構ありますのでお気になさらずお気軽にお問い合わせください