買取のテレアポ営業にご注意を~うちの実家にも

2022-01-16

  • 買取時の注意点

買取の問い合わせの電話の時や、実際に買取にお伺いさせていただいた時によく聞く事ですが、最近特にテレアポ営業での買取が増えているようです

「本当に毎日よ、それも一日2~3件とか。聞いたこともない所から、本当に面倒くさい」

そういう話は前からありましたが、本当によく聞くようになりました

世田谷区や目黒区・港区といった富裕層の方が住んでいる地域は特に多いみたいです、どうやって電話番号を調べているかというと昔の電話帳(個人情報が普通に載っていた頃の)や名簿などをそういうものを扱う業者から買って入手するようです

なので昔から固定電話の番号を変えずに長くお住まいになっている方達には、よく電話が掛かってきて逆に携帯しか持っていない人の家や最近家を購入して電話を引いた人には当然ですが電話は掛かってきません

実際どういう電話が掛かってくるかというと手口としては今まで通り「桐たんすでも何でも買います」「ボロボロでもいいんで靴でも着物でも、見るだけでも大丈夫です」「近くでリサイクルショップをオープンするんですけど在庫が少なくて何でも買います(オープンは嘘)」といって電話をかけてきてアポが取れたら家に上がって「これは無理ですね、他に何かありませんか?」といって狙いはブランド品や貴金属です

「そんなのないわよ」と断っても悪質な所は居座って帰らなかったり、高圧的な態度で「手ぶらじゃ帰れませんよ!」と自分から来ておいて金目の物を手にいてるまで粘ったりするようです

中には身分証明書を提示しなかったり、後でトラブルにならないようにクーリング・オフの説明をしなかったり連絡先が嘘だったりといったところもあるみたいです

業者はチームになってテレアポ要員を雇ってリストを片っ端から電話させて、アポが取れたら複数人で行くといった形か1~2人でやっている場合もあるみたいですが、どちらにせよちゃんとした所ではありません

そして最近はそういった業者たちが貴金属・ブランド品だけでなく骨董品にまで手を伸ばしてきています

もちろん品物の良しあしなどわかるはずもないので、古そうなもの高そうなものをとにかく安く買おうとします

実際の所、十中八九こういったテレアポは危ないと思ってほとんどの人が電話の段階で断りますがやはり一部の人は「桐たんす買ってくれるなら」「せっかく電話してくれたし…」などと呼んでしまうみたいです

昔ブランド系の買取業者と話をしたときに聞いたのは、当時は訪問買取(電話などでアポも取らずにいきなりインターフォンを押す)が規制されていなかったとき会社から渡された地図に沿って一軒一軒インターフォンを押して「バッグや時計、アクセサリー買います」と営業していたみたいで、そうするとほとんどが門前払いで警察を呼ばれそうになった事もあったみたいですが、一日回っていると数件は何か売ってくれるみたいです

そしてその人は会社のノルマ分こなしたら、それ以上は個人的に買取をするようになって「年収3000万は稼いだなあ、税金も払わなかったし」といってました

ほとんどが犯罪です

確かに一軒一軒飛び込み営業できるメンタルはすごいと思いますが、そんな仕事はいくら稼げてもやりたくないし、やっては駄目です

テレアポでの営業買取も似たようなものです、しっかりと真面目に仕事している業者はテレアポなどしません。

価値のある品物をただ同然で売らないようにしてください

そんな事を言っておきながら正月に帰った時に母親から「実は近所の人が引っ越すことになって、食器とかタオルとか使ってないのが結構あって全部いらないからあげるわって言われてもらったんだけど、そんなにいらないからたまたま電話かけてきた所が何でも買いますっていうから呼んだのよ」と言われました

「え!それでどうなった?」と聞くと「玄関の所に全部置いといたのにそれはほとんど見ないで、他に何かありませんか?バッグとかアクセサリーとか買いますよ」「そんなのないわよ」「じゃあ全部で100円ですね」

あんまり馬鹿らしいから帰ってもらったわよとの事でした

まぁ被害がなくて良かったですけど、本当にそういう感じなんだなあと思いました

皆さんもお気を付けください

 

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