お問い合わせは多いのですが、なかなか買取が難しいものの処分方法

2021-01-14

  • 片付け回収

日々お電話やメール・LINEなどで買取の問い合わせをいただくのですが、その中でお問い合わせの多いものの中に下記のものがありますが、残念ながら買取が難しい場合が多いです。

そういったものの処分方法を紹介いたします

①桐だんす 「母が嫁入り道具で買ってもらって大事に使っていた桐だんすなのですが、買取できますか?」本当に多い問い合わせになります。問い合わせが多いということは処分したいという人が多い証拠で、残念ながら着物の需要も減っている今、中古の桐だんすを欲しいという人はほとんどいないのが現状です。そのため需要と供給のバランスによりほとんどの桐だんすが買取および無料引取が難しいということになります。伝統工芸士の作家物で状態に良いものなどは買取できるものもありますが、一部のものになります。処分に関してはお住いの市町村の粗大ごみの収集を利用すれば大体1000~2000円ほどで収集してもらえますのでそのご利用をおすすめしますが、外まで運び出せない、引っ越し時期までに粗大ごみの収集が間に合わないなどの場合は別の方法もありますので、ご相談ください

②雛人形 桐だんすと並んで問い合わせが多いのが雛人形です。子供のために買ったり、祖父母から買ってもらったりした立派で状態にいいものが多いのですが、残念ながら人形は中古になると売れません。なので買取や無料引取は難しい場合が多いです。もちろん一部の有名作家のものや江戸時代のものなどは別で、高額で買い取れるものもありますがごく稀だと思ったほうがいいです。お金のかからない処分方法としてはガラスケースを分解して、ガラスは不燃ごみでそれ以外は可燃ごみとして捨てるればいいのですが、30㎝を超えるようなものは粗大ゴミ扱いになります。また人形は魂が宿っているようで捨てるのは嫌という方は、人形供養をしている神社などに持ち込むという方法もあります。この場合は神社によっては受付の時期も決まっていたり、費用もまちまちだったりするので事前に調べてから行ったほうがいいです。

③動物の剥製 水牛の角や鹿の壁掛け剥製、亀の甲羅・鳥の剥製など、昔は玄関や床の間などに飾ることの多かった動物の剥製ですが、今は動物保護の観点や住空間の変化などもありほとんどのものが買取が難しい品目になってしまっています。また一部国際希少野生動植物に関しては登録票が必要で、知らずにインターネットなどで販売してしまうと最悪逮捕される場合もありますので注意が必要です。処分方法はサイズに応じて可燃ごみか粗大ゴミのどちらかを利用するといいと思いますが、人形と同じように捨てるのが嫌だという方には供養してくれる神社もあるようなので探してみるのもいいと思います

ほかにも問い合わせいただいてもなかなか買取できなくて、処分に困るものもありますのでまたブログで書こうと思います

 

 

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